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    目次

    はじめに

    ボルダリングジムを見渡してみましょう。
    様々な角度の壁があることがわかります。

    傾斜の角度によって呼び方や特徴が違いますので見ていきましょう!

    ゆるーい傾斜(スラブ、垂壁)

    スラブとは90度以下の奥側に倒れている壁です。
    垂壁とはその名の通り床に対して90度に設置されている壁です。

    腕の力をあまり使わない課題が多いので、はじめて間もないときはスラブからボルダリングの動きに慣れていきましょう。

    パワーよりはバランスが求められる課題が多く、背が高くリーチが長い人や、柔軟性の高い女性に得意な人が多いです。また、走るようなダイナミックな動きをする「コーディネーション」と呼ばれる課題がついていることもあります。

    アップで登るもよし!傾斜が強い課題で腕が疲れたからスラブでバランス系の課題をやるもよし!長時間のクライミングで、「腕が限界…もう緩い傾斜しか触りたくない。」ってなってやるもよし!と、クライマーに癒しを与えてくれる壁です。しかし、足を滑らせたときには、出っぱったホールドが脛部をえぐってくるのでアザを作りやすい壁でもあります。

    癒し、アザ、グレード更新などを与えてくれる魅力的な壁です。

    2、きつーい傾斜(強傾斜、○○度壁)

    100度~130度くらいの傾斜している壁です。

    傾きが少ない壁を「うすかぶり」、大きく傾斜している壁を「どっかぶり」と呼んだりもします。

    壁に傾斜がついてくると、重力を感じることができます。
    何も考えずにぶら下がっているとどんどん腕が疲れていきます。
    きちんとオブザベをしてから課題に取りつくようにしましょう!

    また、ゆるい傾斜よりもパワーで解決できることが多いですが、ダイアゴナル(側対)の動きを意識して、なるべく少ない力で登れるようにしましょう。

    ガバホールドを使ってキャンパ(足を使わないで課題を登る)のトレーニングをして初心者への俺スゲーアピールを行うことができる傾斜でもあります。

    ルーフ

    屋根という意味の単語で呼ばれているように、天井のような180度に近い傾斜にホールドがついています。ザ・クライミング!って感じの壁です。

    はじめて見たときはこんな壁を登っている自分を想像できませんでした。でも、掴みやすいホールドで構成された易しい課題もあるので、はじめたばかりでも手を出せるものもあります。

    ルーフ壁はホールドを離さない保持力も必要ですが、足が離れてしまわないように体幹も重要になってきます。足が離れてぶら下がったときでも、再びフットホールドに足を置けるように、体幹を鍛えましょう。

    また、立体的な動きが多くてホールドが迷子になりやすい壁でもあります。傾斜がきつくなるほど筋持久力と時間との闘いになります。どうやって保持をするか、どこに足を置くかを事前にシミュレートしておくことが重要になります。

    いいところまで行ったのに、最後の足が見当たらずフォール…体力を大きく削られる。ということが良くあります。きちんとオブザベをしてから登りましょう!

    おそらく多くのジムでは奥まった箇所に設置されており、そのジムのゴリゴリの猛者達がルーフ壁でセッションを行っています。入っていきづらいことがあるかもしれませんが、気にせずルーフ壁へ挑んでみましょう!

    失敗を恐れず、どんどん登ってみるのも上達の早道です。

    さいごに

    いろいろな壁があり、特徴も違うことが分かってもらえたと思います。

    はじめのうちは色んな傾斜の課題を触ってみて、得意を伸ばし、不得意を克服していきましょう!

    では~


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